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2025.09.16

創業融資の審査で見られるポイントとは?

事業を始めるとき、多くの方が利用を検討するのが「創業融資」です。

自己資金だけで十分にスタートできれば安心ですが、実際には「仕入や設備投資の資金をどうするか」「軌道に乗るまでの運転資金をどう確保するか」という課題に直面するケースがほとんどです。

そんなときに頼りになるのが、政策金融公庫などの創業融資制度。

ただし「借りられるかどうか」は審査によって決まります。では、その審査では一体どんなところが見られているのでしょうか?

 

① 創業者の「人物像」

融資の審査では、ビジネスプランの中身だけでなく、実際に事業を動かす「人」にも注目が集まります。

これまでの職歴や経験は、今の事業にどう活かせるのか?

責任感や計画性はあるのか?

事業に本気で取り組む姿勢があるか?

こうした点は、数字以上に大切だといわれます。例えば飲食店を始める場合、「調理や接客の経験があるか」「マネジメントに関わったことがあるか」など、実務経験が裏付けになるのです。

 

② 事業計画の「実現可能性」

もうひとつ大事なのが、事業計画が「現実的に成功しそうかどうか」です。

売上予測が極端に楽観的ではないか?

必要な経費をしっかり見込んでいるか?

資金繰りが回るように計算されているか?

このあたりは、創業計画書をどう作るかで差がつきます。数字の整合性や根拠があるかどうかを、審査担当者は見抜いてきます。

 

③ 自己資金の準備状況

「どのくらい自己資金を用意しているか」も大きなチェックポイントです。

自己資金ゼロで全額借入、というケースは難しくなりがちです。

少なくとも総資金の1〜3割程度は自分で用意できていると、「リスクを自分でも負う覚悟がある」と判断されやすくなります。

 

④ 返済の見通し

最後に大切なのが「返済できるかどうか」です。

どんなに素晴らしい事業でも、返済計画が現実的でなければ融資は受けにくくなります。

売上から経費を引いた利益で、無理なく返済できるかどうか。そのバランスを示すことが求められます。

 

まとめ

創業融資の審査では、「人」「計画」「資金」「返済」の4つが大きな柱になります。

決して特別なことではなく、事業を進めていくうえで当たり前に考えるべきポイントばかり。

だからこそ、事前にきちんと準備して臨むことで、結果は大きく変わってきます。

初めての方にとっては不安も多いかもしれませんが、コツコツ準備することで、融資の可能性はしっかりと広がります。

これから創業を目指す方は、ぜひ一度「自分の事業を人に説明するとしたらどう話すか?」という視点で計画を整理してみてください。

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